~すぎたじゅんじ的~ほにゃらら

ハノイ~マイチャウ かぞくたび #7

「第7章 ハノイの病院事情なんて」


チェックインして、部屋に入ったら、そのままベッドに潜り込んでウンウン唸っている息子。かなりお腹が痛い模様。しばらくは様子を見ようと思っていたけれど、それが少しずつ、次はどうしたらいいんだろうか?のクエスチョンマークだらけに。


旅先で、海外。病院はどこに?行けたとして、僕らが思っているような診察をしてもらえるのか、ベトナムの病院事情、全くわからないし。こんなこともあろうかと海外旅行保険には入っているんだけど、連絡を入れないと。現地でSIMカードを挿したiPhone、ネットに繋げるだけで電話をかける必要はないと思っていたけど、ここに来て活躍!意気揚々と電話をかけてみる。が、シーン。全くつながるそぶりも見せず。なぜか?はわからないけど、ネットには繋がるのに、電話はかけさせてくれない。仕方ないから、ホテルの部屋から、保険会社にコレクトコール。これもなぜか繋がらない。うーん、海外の電話事情、ややこしいわ。仕方ないので、フロントに行って、事情を説明、結局、フロントにあった電話を使って、コレクトではなく通常の通話で東京にかけてもらい、ようやく話せる。
ここからはとんとん拍子に話は進む。保険会社に事情を伝えたところ、向こうで病院の手配から予約までしてくれるので、午後3時40分に指定のクリニックへタクシーで行ってほしいと。日本語の話せるスタッフもいるとのこと。また、診察の代金は保険会社が直接、支払ってくれるので、大丈夫。タクシー代も後日請求で負担してくれるとのこと。とりあえず、ここまででちょっと安心。

息子の症状は相変わらずだけど、病院に行くまでには時間があるので、元気な娘と2人でちょっと買い物とお昼へ。ブラブラと北へ向かって歩いていると、バインミーの屋台を発見。コギレイな店ではないけど、一度食べてみたかったし、美味しそうなんでトライしてみることに。

どんなものかはっきりはわからないので、とりあえず一つ注文。30000ドン、約150円也。フランスパンの間に肉や野菜を挟んだ、ベトナム版サンドイッチ。これがドデカイ&そして、この街の雰囲気にマッチするウマサ。

そして、2人で一つという分量もバッチリ。ハノイの屋台で自分の顔の大きさほどのバインミーを美味しそうに頬張る我が娘。ちょっとこの旅でタクマシクなったかなぁ。


その後、通りごとに様々な専門店が密集する、36街や超巨大なドンスアン市場の一部を見て回り、娘はおもちゃ屋で小さな人形を買い、帰りにもう一度、バインミーの店に立ち寄って、お土産を買ってホテルへ帰る。

息子の症状は相変わらず、顔色はあまり良くない。時間が来たので、いざ病院へ。保険会社が予約を入れてくれたのは、「Family Medical Practice」というクリニックでタクシーで20分ほど。どんなところか、どうなるのか、全くもって予想もつかぬ状況。病院に付き添うのは僕の担当、娘たちはその時間、ホテルのプールで遊ぶらしい。フロントでタクシーを呼んでもらって、待つ間も、つらそうな息子。


受付に入ってすぐ、「We made an appointment...」と話しかけた途端、返って来たのは意外にも、「保険会社からご予約いただいている杉田様ですね」と。受付の方、日本人でした。なんと、精神的に助けられたことか。保険のこともあって、たくさんの書類に記入をして、診断を受ける。担当していただいた女医さんは日本人でもベトナム人でもなく、おそらくフィリピンの方でしたが、ここのところ、聞き疲れて来たベトナム人の話す英語ではなく、 とても綺麗で聞き取りやすい英語。普段、自分ではほとんど使うことのない病院での英語、しかし、こんなとき、意外にも役に立ったのは普段、好きで見ている海外ドラマだったのだ!「ER」「Dr.ハウス」「サード・ウォッチ」とか。聞き流しているだけで英語が!って本当だったのね!??まぁ、冗談はさておき、診察、検査をしてもらって、待合室で結果待ち。1時間ほど待ち、詳しい検査結果は後日だけど、今のところ、深刻な状態ではないので、薬を飲んで、大人しくして様子を見てくださいと、無事に病院を出る。それで息子も少し落ち着いたのか、顔色も心なしか良くなって来た。明日、ハロン湾に行こうと言っていたのは延期だね。明日は調子が良ければ、近場のバッチャン村へ出かけて、焼物を見るとかかな。ハロン湾は、行くなら明後日。

さすがに晩ご飯に外食するわけにもいかず、初日の昼に食べた「New Day Restaurant」はテイクアウトもやっていたのを思い出して、買い出し。ベトナム風豚の角煮、ティッコートー。烏賊のフライ。フォーの焼きそば。頼んだわけではないけど、これに山盛りのご飯が2つもついて、1000円ちょっと。どれもかなり美味しく、どれもかなり油っこい。

ほとんど食べられない息子には、ホテルのすぐ近くのケーキ/パン屋で見つけた抹茶のプレーンケーキ。これが意外といける。
息子のもらって来た薬は、日本のものに比べて、かなり飲みにくいようだけど、症状は快方に向かっている様子。まだ食べられる状況じゃないみたいだけど。心配は尽きないが、とりあえずいい方向に向かっているんじゃないかと自分に言い聞かせつつ就寝。
夜中、息子ではなく、娘が下痢。ひどくはないようだけど。

8月27日。朝起きたら、息子は結構マシになったみたい。バッチャンに行くかはまだ様子見。少しは出歩けそうということなので、4人で街歩き。ベトナムに来たら、どうしてもカゴを買いたかったというリクエストにお答えして、カゴ屋さんへ。間口、5mほどの小さな店。入り口あたりに展示しているカゴ、20個くらいか。


声をかけたら、こっちにおいでと店のおじさんが店内に手招き。着いて行くと、奥へ入って、さらに階段で上へ。しかも、その階段がまっくら。家族4人でどこに連れて行かれるの?間もなく3階へ到着。そこはまさしく、カゴヘブン。。。何百というカゴの山。


上から、下から、カゴというカゴを引っ張り出して、品定め。めぼしいもの、6点をひとまとめにして、まず言われた値段が800000ドン。値切って値切って、450000まで下げたものの、それ以上はあり得ないと言われ、思ったよりも高かったようで、一時退散。冷静に考えて、400000(2000円ほど)になるなら買おうと戻ってみると、即OK。なんか不思議なやり取りですが。。。記念に日本から持って来た5円玉をどうぞと差し出すと、すごく喜んでくれたようで、おまけで扇子を2つくれた。


*街中ではこんな風に自転車でカゴを売るおじさんも見かける


子供達は本/文房具屋に。息子は「ドラえもん」やら「コナン」やら、ベトナム語で書かれた漫画をおみやげに。娘は自分で作れるブレスレッドのおもちゃを買いたいと思っていたけど、目当てのものがなく、御機嫌斜め。というか、なんかすごい落ち込んでるぞ。

ハノイ大教会の前では、親の迎えを待つ小学生たちを発見。息子は今回の旅でぜひ、現地の小学生と一緒に写真を撮りたいと言っていたので、ここでパシャ!一緒に肩まで組んでもらってねぇ、嬉しそう。何かお昼を食べる店でも、と歩いていると。。。娘ちゃん、急にダウン。みるみる顔色が悪くなって来た。。。あー、なんと、続けて来ましたか!あっちが良くなって来たと思ったら、こっちが発症?!どうする?どうなる?!
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ハノイ〜マイチャウ かぞくたび #6

「第6章、再びハノイへ。そして発症」

ノスタルジーの里,マイチャウに別れを告げ,ハノイ市内のミーディン・バスターミナルへ向けて、いざバスは進む!もちろん、無茶な追い越しや、バイクとのスレスレ走行など,ヒトトキも気を休めることは出来ないが。。。子供達はこれまでの旅の疲れが出たのか,バスの中ではほぼ熟睡。僕はここでもスマホのマップアプリを使って,現在地をちょこちょこ確認。順調に来た道を辿っている。この時点で唯一,気がかりなのは,例のバスターミナルからホテルまでどうやって移動するか。来た時は良かった。ホテルで呼んでもらったタクシーに乗り込んだので,問題なくバスターミナルまで行けた。しかし、前回,あのバスターミナルを見た限りでは,あの周辺にはどう考えても、あやしく、ぼったくろうとしているタクシーが山のように停まっている。問題はどのタクシーが安全で、どのタクシーが乗ってはダメなのかわからないこと。まぁ、着いてみて考えよう。ホテルに関しては、マイチャウ滞在中に、最初に泊まったホテルとメールで連絡を取り,予約を入れておいた。荷物も預けたままだしね。

さぁ、いよいよバスターミナルにだいぶん近づいて来たぞ、という頃,バスは意外にも大通り沿いの大きな建物の方へと進入していった。ここもバス停の一つか?駐車場もかなり広い。なぜか見知らぬオジさん達が取り囲むような形でバスが停車した。窓を叩いて明らかにこちらの注意を引こうとしている。間髪入れず,バスの運転手が「ココダ!」という合図。しかし、ここはミーディン・バスターミナルじゃない。それだけは僕らにもわかる。「ちがうだろ?ミーディングに行くでしょ?」と話しかけても,どうやらここが最終地点のよう。よく見ると、ミーディン・バスターミナルほどではないにしても,ここにもバスがいくつか停まっている。終点だと言われれば仕方がない。キツネにつままれたような感覚でバッグを持ち,バスを降りる。さっきのオジさんたちはタクシーの運転手らしい。少なくとも,バスの到着を待って、窓を叩くようなオジさんたちには用はない。とりあえず、建物の中に入って様子を見ることに。

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どうやらここも、ハノイ市内の各地へ行くバスが出ているターミナルのようで(あとでわかったことだけど、ここは「Yen Nghia Station」という別なバスターミナル),受付で「ミーディン・バスターミナル?」と聞いてみると、一つのバス停の方を指差した。そうか、これは市内の路線バスなんだな。これに乗れば,問題なく、ミーディンまでいけるだろう。。。いや待てよ,ミーディン・バスターミナルになんて、別に用はない。ハノイの中心部へ向かうバスに乗れば、その方が何かと便利だ。もう一度受付で、「ホアンキエム?」と聞いてみると,「2番のバスに乗れ」と。よしよし、話が通じたんじゃないか?そのバス停の方へ行って,停まっているバスの運転手に「ホアンキエム?」と聞く,隣のバスを指差す。今度はそちらで聞くと,大きく頷いてくれた。やったね!お一人様7000ドン。35円。移動しながらマップアプリで確認をすると、距離はたいしてない。しかも、ホテルのすぐ脇を通るじゃないか!マップとにらめっこしながら,ココゾとばかりにボタンを押して,下車。見たことのあるところまで無事にこられた。しかも、タクシー使わずに。ラッキー!そして、無事ホテルにチェックイン。

本日,ハノイでのミッションは
(1)たまってきた洗濯物を洗濯屋に出す!
(2)明日以降の宿,どうするか決める!
(3)ハロン湾ツアーについて調べる!
の3点。

しかし、まずは腹ごしらえ。ブンチャーというベトナム風つけ麺の店「ダックキム」へ。

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事前に調べてたところ,入って何も言わないと一人,90000ドンのセットが勝手に出てくるとのことなので、入口で確認。子供がいるので,2人分のセットでいいと告げて入店。これが正解。十分な量で、素麺のような麺も、ハンバーグのような肉も焼いた豚肉も、山盛りの香草も満喫。

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さて、お腹もいっぱいになって、旧市街までゆっくり歩き,洗濯物をやってくれる店を探す。
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外国人観光客、特にバックパッカーの多いこの地域では、1キロ1ドルで引き受けてくれる店が目立つ。そのほとんどが旅行代理店。そう、旅行も洗濯も何でも受け付けるって事ね。一番最初に目についたところで聞いてみると、出来上がりは明日の同じ時間とのこと。これで荷物も減った。そのちょうど、道を挟んだ向かいにあるホテルが大きめでキレイそうだね,ということになり、とりあえず見てみようと。ハノイでのホテル探しで一番のポイントになるのは、子供を含めた4人で入れる部屋があるかどうか。多くのホテルでは、ダブルやツインがメインの部屋ばかりということになって,4人が入れる部屋がないと言われたりする。たまたま見つけたこのホテル「May De Ville Hotel Old Quarter」には4人が入れるファミリールームがあるとのこと。さっそく部屋を見せてもらう。なかなか良い。まさかとは思うけど,もしかしたら・・・ということで聞いてみる。「プールとかないですよね?」それがなんと,ありますって!素晴らしい。この旅行中に一度はビーチかプールで遊びたいという子供の願いも叶いそう。屋上にあるプールからは、ホアンキエム湖も見えるし,場所は繁華街のど真ん中で賑やかだけど,部屋は静かそうだし。ということで、明日からこのホテルに泊まることに決定。


最後のミッション,ハロン湾ツアーについて。この近辺には旅行会社がたくさんあるので,色々と聞いてみる。誰に聞いても一番にお勧めされるのが、1泊2日で船で泊まるというツアー。しかし、こちらには船酔いの心配が数名アリ。穏やかな海でほとんど誰も酔わないという話だけど,それでも心配。せっかく行ったのに,2日間、ずっと苦しいなんて確かにいやだ。ツアーにはハノイから日帰りというものもたくさんあって,これだと船に乗っている時間はかなり短い。その分,近場をまわるだけになるということだけど,それはそれでいいかな。一人20ドルを切る値段(ハノイからの移動,船と昼食がついて)のものもある。しかし、いつ行くのかまだはっきり決めていないので,とりあえず名刺だけもらって,帰る。

一度、ホテルに戻り,晩ご飯は屋台スタイルのレストラン「Quan An Ngon」へ。たくさんテーブルの並んだホールのまわりが屋台の店のようになっていて,そこを歩きながら注文していってもいいし,テーブルでメニューを見て決めてもいいというスタイル。
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そう、ベトナムに慣れたなら,本当は町のそこら中にある屋台で食べるのが美味しくて,安くていいんだろうけど,ワテラ素人にはなかなか敷居が高いってもんで,そういう旅行者にもうってつけの店なのでありまする。そりゃぁもちろん、まずは屋台を見て回るでしょう!しかしながら、どれを注文したものか,たくさんありすぎて迷う。どれも美味しそうというか,どれがどれなのかわからないというか。。。結局,何も決まらないまま,屋台をほぼ一回り。最後のコーナーにさしかかった辺りで、とあるテーブルで食べているカップルの料理を見て思わず「おいしそう!」と声に出してしまった。そこに「おいしいですよ!」と日本語で返事が。。。なんとそのテーブルに座っていた女性の方,ハノイで日本語の勉強をしているとかでその美味しそうなメニューが何なのかごっそりと教えてもらった。で、それをほとんどをマネをさせていただく結果に。この店の一番の定番メニューというのが「バインセオ」。
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日本語では「ベトナム風お好み焼き」と紹介されていたけど,実際には、バリッと焼いたクレープ風の生地をバリバリとわって,野菜と一緒にライスペーパーで包んだもの。見た目は生春巻きのような感じ。うーん、これは、日本で流行らせてもいいんじゃない?それ以外にも,蒸し豚,濃いめのソースにつけて。

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ミックスチャーハンにローストチキン。フォーにポークののったもの。ビール(ビア・ハノイ)を堪能していた僕以外の3人は食後にチェーというスイート。もうお腹いっぱいで超満喫。4人で3000円ほど。

***


8月26日、ベトナム6日目の朝。息子、朝からお腹の調子が悪いという。ついに来たか?もしくはただの食べ過ぎ?とりあえず、今日はホテルをチェンジ。それで様子を見ようか。一日,何もしない日があってもいい。荷物を片付けて,チェックアウトして,タクシーで旧市街のホテルへ。チェックインしたあたりから、腹痛も本格的になって来たようで、部屋に入ってベッドに入り,いつしか「うーんうーん」と唸りだした。これはどうやら、ヤバいことになって来たぞ。
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ハノイ〜マイチャウ かぞくたび #5

「第5章、登山〜洞窟〜村の夜に小事件」


ベトナム北部の田舎町,マイチャウ,2日目。
今日は日曜日,マイチャウの中心部ではマーケットが開催されているとのことで,歩いて行ってみることに。村から中心部へは途中、大通りに出て左に曲がるだけのわかりやすさ。そして、そのマーケットとは、予想よりも大規模なり!

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外国に来ると、こうやって普通の人達が買い物をしているのがどんなものなのか,どんな様子なのかをみるのが楽しいねぇ。匂いは強烈だけど。。。

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食品(ひよこ,ナマズから、犬まで・・・)はもちろん,衣料に日用品,オモチャから何でもかんでも。ピエロのような格好をして、大音量で何やらをアピールしながらバイクで通り過ぎていく人もいる。選挙なんやろか?記念に一着,娘のワンピースを買ってみようということで,子供達がメモとペンを片手に値切り合戦。少しずつだけど,たくましくなって来たのかな。



午前中,宿で知り合った他の宿泊客から聞いたところによると、この近くに「Thousand Steps(千の階段)」があり、その頂上に洞窟があるとのこと。景色がきれいとの噂を聞いたので,午後からはここに行ってみることに。マーケットの後に休憩をしたホテルで聞いてみたところ,場所はすぐ近くで,サンダルでも十分に登っていけるとのこと。1000段,どんなもんだろうか?とりあえず、4人で100段ずつ、交代で数えていくとこにしてみた。最初の100段はもちろん、余裕。次の100段も何てことなく,2−300段で「おぉ、3分の1来たね」なんて、ちょっと疲れが出はじめた。

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歩いて来た階段の下に広がるのは、オレンジや緑の瓦屋根がならぶマイチャウの街。ここから、3−400段目を数えるのは娘の担当。不思議なことに,さっきまで辛そうだった本人,数えながらだと元気が出てる。ほほーっ!息が切れだした400段。500mlのペットボトル,2本しか持って来ていない。おい、みんな。ゴクゴクするんぢゃない!4ー500段目は僕の担当。「ほんまや。数えているだけでなんと楽なことか」

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しかし、その後,500段目から800段までのしんどいこと。。。もう、100段毎の休憩だけでは足りなくなって来た。飲むよりも出て行く汗の量の方が断然多い。そして、ようやくたどり着いた800段目。あと200段。そして、そのうちの前半100段は自分が数える担当だから、幾分楽なはずで。。。え〜?しんどいままじゃん!

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もう息も絶え絶え、足下ふらふら。少し歩いては、先を見上げ,頂上はまだかと・・・いよいよ、1000段目に到着。しかし、歩きながら何となく予想はしていたものの,1000段と言っておいてきっちり1000段とかいうこともなく,まだ先は続いている。1000段まで来たから、ここでやめるか?いや、洞窟があるって、やっぱり見てみたい。しかし、もう水が残っていない。。。あと何段あるかはわからない。とりあえず、もう少しだけ行ってみよう。1100段。いまだ,先は続いている。何とか1200段。もう、限界。しかし、1000段って言ってるんだから,そろそろ終わりのはず。。。そして、その先を少し進んだとき,今まで辺りを包んでいた湿気の多い熱気の中に、急にひんやりとした冷気が舞い降りて来た。ん?これは何?そして、突然終了した階段の目の前に現れたのは思っていたよりも数倍大きな洞窟。真っ暗の穴から、「ヒュ〜、ヒュ〜」と言わんばかりの涼しい風が吹いてくる。オアシスじゃ〜。

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さっそく、中に入ってみる。そこら中、ポタポタと落ちてくる水滴。手を差し伸ばして,首筋にあてる。濡れている地面に気をつけながら,暗闇に少しずつ目を慣らして、奥へ奥へと。それが、入口で見えた大きさよりもさらに数倍は奥に広がっていることが判明。いや、実際に行けたのは手すりがあるところまでで,さらにその奥にもどんどん広がっている模様。気になるけど,サンダルの丸腰、子供連れではどうしようもない。。。

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自然のクーラーでしっかり体を冷やして,今度は意気揚々と下山。もちろん、膝はがくがく笑っているけども。街にたどり着いて、真っ先に向かったのはもちろん、商店。みず〜!一番最初に見えたところで、一番大きなペットボトルの水をみんなで回し飲み。この水の美味しいこと!店のおばあちゃんと言葉は通じないものの,この2人が僕たちの子供です,みたいな話をしていると、娘の方を見て,なんだかジェスチャー。店の奥に入って、櫛をもってきて、髪をとかしてくれた。

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イノチカラガラ下山して来た僕たちの身なりがあまりにも酷かったのだろうか?おばあちゃん、ありがとう、と一緒に記念撮影もしていただいて,ホクホク&クタクタで宿に帰る。

宿には新しいお客さんが。今度は男の子、お一人様。22歳のオランダ人、ウェズリー君。お一人じゃぁ,寂しいじゃん。一緒に晩ご飯食べましょう!って、テーブルをあわせて。大学を卒業して,大学院が始まるまでの半年間,アジアを旅してまわっているらしい。日本に来たら,神戸に無料のいい宿がありますよ、などと話しながら辺りはだんだんと夜に。そうそう、暗くなったらやりたいことがある、と子供達。ハノイのウイークエンドマーケットで買った、ヘリコプターとパチンコとLEDが合わさったようなオモチャ。ゴムを使って、夜空に打ち上げて,降りてくる時にはヘリコプターのようにクルクル回って,それが光っているという見た目も鮮やかなオモチャ。これを村の広場でやってみようと。最初はなかなかうまく飛ばせなかったけど,だんだんとコツがつかめるようになって,高くあがるように。それにあわせて、集まってくる村の人達。小さな子供達は打ち上がるたびに歓声を上げて喜んでいる。息子「お父さん、一回やってみる?」ここは一発,特上のホームランで盛り上げてみようじゃないか,と重いっきり引っ張って発車!シューン、とすごい勢いで舞い上がり・・・あら、やばし!と思っても時すでに遅し,広場の一番大きな木の枝に引っ掛かってしまった。うーん、LEDが晃々と照らしているので,場所はわかるんだけど。。。そすると、どうですか!一瞬にして、おばさんがどこかから、ながーい棒を持って来た。おばさんの背の高さでは微妙に届かない。今度は近くにあった手押し車を脚台にして、取りはじめた。一緒にいたウェズリー君、190センチ近い長身。ココゾとばかりに力を貸してくれたけど,がっつり引っ掛かっているのかいくらやっても落ちてこない。真っ暗の村,木の上で光る物体。集まる村人。たいしたことじゃないけど,こんな小さい出来事に近所の人が集まってああでもない,こうでもないって。なんかねぇ,この雰囲気,懐かしいというか、今僕たちが住んでいるところではなかなか、こうはならないだろうな、というか。結局,最後までそのオモチャは取れなかったので,息子に平謝りのお父さんなのでしたが。。。

***

さて、夜が明けて,マイチャウ3日目。ベトナムは5日目。いつまでもここにいたいという思いもありつつも,せっかく来たんだし,他の場所だってみたいし,ということで。マイチャウに別れを告げることに。宿で聞くと、9時に出るバスがあるらしい。宿のオジさんがバスに予約を入れてくれたらしく、すぐ目の前までやって来てくれて、無事乗り込む。出発の時には、ナンヤカンヤともめた「ミーディング・バスターミナル」に行くかと確認を取って。この時点で唯一の不安な点は、このバスターミナルからどうやってハノイの市内に戻るか。まぁ、これも着いてみたらわかるでしょ・・・

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まな板とお箸、オシャレに言うなら、カッティングボードとお箸。。。か

えー、今,我が家で使っている2枚のまな板,作ったのは2年前のクリスマス。毎日,水に濡れては乾燥してを繰り返し,反って来て、使いにくい。。。ということで、新調しました。ついでに、4人分のお箸も。

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カッティングボードについては、なるべく、反りにくいように、前よりも分厚い板を使ってみた。クルミの木。一応、裏表のわかるように,「M」と「V」の文字を入れてみましたが。。。ミートとベジタブル。
まぁ、基本は木を切っただけですので,木工と言えるかは微妙なラインか。。。


お箸を作るたびに思いますのは,これは鉋掛けの初心者の練習にもってこいです。何より,楽しい。
気分がリフレッシュするのというのはいいことですな。


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ハノイ〜マイチャウ かぞくたび #4

「第4章、マイチャウ永住か?」

途中何度か,スマホを使って現在地を確認。ちゃんとマイチャウに向かっているか?!などと心配をよそに,予定時刻きっかり、17時にマイチャウに到着。みんなが降りるので,一緒に降りようとすると、おばさんが「まだ乗っとけ!」みたいな手振り。
これも事前に読んでいて、なんとなくわかっていたのは,バス停で降りたところは「マイチャウ」の中心部であって,高床式の宿の村はそこからバイクタクシーで5分程行ったところにある、と。そう、ベトナムでは車のタクシー以外にもバイクタクシーが幅を利かせていて,こういう田舎だとほとんどそれが主流みたい。。。まぁ、ここに来て,田舎でバイクタクシーに乗って宿探しというのも、面白いか!?くらいに考えていたところ。(バイクなど乗ったことがない子供達は何というだろうか?!)バスの車掌おばちゃんは僕らの雰囲気からすべてを察していてくれたようで,そこから5分という宿の村まで乗せていってくれたという逆転ホームラン。

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ちょっとキツネにつままれたような感覚さえ感じつつ,そこで出迎えてくれたオジさんと話をすると,確かにこの目の前の家で今晩,泊まらせてくれると。じゃぁ、お部屋をご案内しましょう!と2階へ。高床式の住居,一階部分は前面がオープンの食堂になっていて,その奥にご家族居住スペース,さらに奥がキッチン、シャワーやトイレ。2階は2部屋あって,手前の方には誰か先客がいるのか,荷物が置いてあった。奥の方,狭い方の部屋(それでも13ー4畳くらい)に通されて,ここで寝る、と。床はところどころすき間があって,よーくみると一階部分が覗き見できるというシステム。料金は、大人が一人10ドル。子供は半額で、4人で30ドル(約3000円)。しかも2食付きで!時間に余裕があれば,他の場所を見に行ったりしてから決めるんだろうけど,すでに5時を過ぎている。もうここで十分です!即決。

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荷物をおろして,いきなり「落ち着いたぁ!」。今夜の宿もめでたく決まったことだし,晩ご飯は6時半とのことなので,それまで村を散歩。

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4ー50軒ほどあるこの村の建物のほとんどは同じような高床式。多くのお宅が同じように宿を経営しているようで,一階部分ではそれ以外にもお土産物,織物や絵画,手作りのオモチャなどを売っていたり、簡単なレストラン/カフェになっていたり。当然だけど,ハノイとは全く違う時間が流れている。とりあえず、道を歩くのに,そこら中からやって来るバイクに注意を払わなくてもいいだけでもゆったり出来る。

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村のほとんどが水田でそのまわりには切り立ったような山々。その景色は日本の田舎とそっくり。晩ご飯までぶらぶらと村中を散歩して過ごす。



時間もいい頃合いと、宿に戻って、一階のオープンスペースで晩ご飯。他の宿泊客も集まってきまして,男女3組の欧米人。皆さんとそれぞれ挨拶などしながら,話をする。最初に話をしたカップルはどちらも20代前半くらいかな。子供達から「結婚しているの?」の質問に顔を赤らめて,「もうほとんどしているんだけど,まだ」だって。この旅でプロポーズしたんかなぁ。そういえば、ベトナムに来て,他の旅行者と話をしてなかったな。都会のホテルにいるとそれほど、知り合う機会もないもんで。子供達にとっても、こうやって旅の仲間が見つかるという喜びも少しは味わってくれているだろう。しかしながら、ほとんど言葉がわからない2人には、僕の「かいつまみすぎた」通訳ではなかなか会話が弾みにくいのも事実。

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食事はどれも美味しいよ。本当に田舎の家に遊びに来てご飯を食べているんじゃないか、という雰囲気だし。将来の夢は美容師という娘は髪の長いブラジル人の女性と話をしたいけど,恥ずかしくって自分からは挨拶できず,結局、食事タイム終了。さすがに山の中だけあって,夜はかなり涼しいわぁ~・・・ということもなく,吊ってもらった蚊帳の中で、みんなでトランプなどをしつつ御就寝。

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*****

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朝、早くに目が覚めたので,村の中を散歩。水田の中で作業をしている人達は、やっぱりあの三角の麦わら帽をかぶっているなぁ。絵になる。まだ6時だというのに,村の中心部分で建設中の建物の作業は始まっている。昼間は暑すぎて作業できないから,こうやって朝早くにやってるのかな。そう思えば,昼間にぶらぶらしている人を多く見かけるのもナットク。

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放し飼いの鶏やアヒルの写真など撮っていますと、昨日のブラジル人女性。「昨晩、娘があなたの髪をみて,とってもきれいだから少しさわらせて欲しいって言っていたよ」と話したところ,「そんなことならぜひ後で」と優しい返事。朝食後にさっそく、三つ編みさせてもらって,もうご満悦。お礼に日本から持って来た5円玉をあげたら,お返しにブラジルのコインをくれた。美容師として初めてのお給金?!やったね。

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3組,6人の皆さんはそれぞれ、ここを今日,出発するらしい。そして旅を続けると。僕たちはどうしようかな。昨日の夕方に着いたばかりだし,この懐かしいような、落ち着く雰囲気にまだもう少し浸っていたいような。うん、やっぱりもう一泊しよう。だって気に入った,マイチャウ。


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